破壊なくして創造なし

パラオでの仕事を辞めてから小笠原諸島父島に行き、夏の期間の4ヶ月ほど働きました。


現地ガイドとしての経験を多少なりとも積み感じたことは、五万といるインストラクターの中から頭一つ抜けるには何が必要か。自分の武器は何か。

このことについて悩んでいる時に頭の中に浮かんだのは、パラオでお会いしたスティングレ イ・ジャパンの皆さん。

テクニカルダイビングという僕の知らない世界。知りたい。やってみたい。これを知れば自分の武器になる。そう思い小笠原から戻りすぐにスティングレイの皆さんに連絡を取り、 テクニカルダイビングの門を開きました。

それから約半年の月日をかけてようやくテクニカルダイビングの最初のレベルである、「PADI Tec40」を取得でしました。

一つの資格を取得するのにこれほどの時間をかけたことは今までなかったです。
それでも、今思えばかけてきた時間は間違っていなくて正しく時間をかけれてきたと思います。
ただその時間でいろいろありました。本当に。 スティングレイのスタッフからも嫌いだったよと言われたり、同じ時期に来られていたお客
さんにも生意気で嫌いだったよと。中には5年前から嫌いだったよとも。(5年前から会って いたかは定かではないが ) 😅


他にも現実と向き合った時、自分が軸として考えてきた目標も、追いかけつづけた夢が崩れ 去りました。
時はまさに、抜け殻のように、明日のジョーのように白く燃えつきました。


それでも今は大丈夫。
僕には目指すゴールは違えど日々苦戦しながら、トレーニングを続けている仲間ができたから。
照れくさいですけど、今ではここでクセがすごい人たちに出会えてよかったと思います。