愚か者からテクニカルダイバーへ 4
数十年前のテクニカルダイビング出会う前のお話です。
このシリーズの話は実際の出来事を元に
書いていきます
登場する人物名は仮名を使う事もあります。
インストラクターとしてではなく一人のダイバーの物語です。
初めての水深55mへ行き、何の根拠もなく大丈夫だと思っていた自分がいました。
シパダンで水深60mで見たサラサハタの幼魚
バリ島で水深65mでは焦点が合わず行ってきただけでした(*_*;
など徐々に危険なダイビングへ。インストラクターとして
経験を積んでいく中での過信もあり、無謀なダイビングが増えていきました。
自分は大丈夫という、根拠のない過信は今考えると非常に危険で怖いですね。
しかしこの無謀なダイビングはまだまだ続きます。
海外に限らず、伊豆でも周期的に50m越え…時間的な余裕も含め、
余裕がないので、当時の深場の記憶も記録もほぼありません。
それでも再度のバリ島で深場へ(-_-メ)
この時は50mを越えても水中は明るく、ストレスも少なく60mを越え
焦点が合わなくなってきた。もう少し行きたい!65mも越え新たな水深へ!
浮力調整もままならない状態で先へ!70mを越えてもう少し。
水深75mへ到着。今回はここまでだと思いすぐに浮上開始。
ダイブコンピューターでもかなりの減圧停止時間が。ドロップオフ沿いに
浮上し、残圧も少ない中での減圧停止。あの時器材もトラブルなく
運が良かったと思います。
続く。