愚か者からテクニカルダイバーへ 3
数十年前のテクニカルダイビング出会う前のお話です。
このシリーズの話は実際の出来事を元に
書いていきます
2004年秋新たな挑戦が始まった
登場する人物名は仮名を使う事もあります。
インストラクターとしてではなく一人のダイバーの物語です。
世界に挑戦する為2本のシリンダーを背にした
1本のタンクで数千本潜り写真を撮り、
生物を探しウミウシを求め・・・ダイバーとして刺激がなくなって
いた時期ではあったこの年から遡る事5年前
あの時から自分自身のダイビングを封印した。
一般的なダイビングの装備技術
一本のタンクで予備器材もなく各分野のテクニカルトレーニングを
しないで、水深40mを超えたり、閉鎖環境に入っていくダイバーは
愚か者です(-_-メ)
55mの世界はあまり覚えていません
暗い事とでかいヒラメ
麻酔作用がひどかったのでしょう
浮上を開始する時にはBCにエアを
いっぱいに入れフィンキックをして水底を去りました
30mより浅くなってくると
明るくなって賑やかないつもの海に
この時は55mに行った事が満足でした。
しかしその深度で何らかのトラブルが
起きていたら・・・
その時には運が良かったとは考えず、行けたことへの満足感だけでした。
今考えると、つくづく無謀なダイビングをしていたなと思います。
計画や予備の考え方、スキル、装備、ガス管理。
何もトラブルがないことで大丈夫だと思っていた、この頃を考えると
今でもヒヤヒヤします(-_-;)
続く